2016年11月29日

沿海地方の銅鉱床(Nesterovskoe鉱床)

Nesterovskoe鉱床はウラジオストクの北東約580kmにある銅鉱床で、日本海までは約6kmの距離にあります。緯度では稚内よりも北になります。

Nesterovskoe deposit.jpg
図.Nesterovskoe鉱床の位置図(Google Earth)

Nesterovskoe鉱床は、50m×200mの範囲で熱水変質岩が認められるポーフィリー型銅鉱床です(Petrachenko et al.,1989)。
鉱石鉱物は黄鉄鉱、黄銅鉱、閃亜鉛鉱そして輝水鉛鉱からなります。
酸化帯にはマラカイトも認められます。
鉱床は花崗閃緑岩や母岩である安山岩を切る断層帯に分布します。
鉱化帯は脈と鉱染状の銅鉱物を含み、深部数十mまで続きます。

鉱量や品位は不明です。新しい情報は見つかりませんでした。
日本海に近いため、今後の動向が着目される鉱床です。

引用文献
Petrachenko, E.D., Oleinikov, A.V., and Petrachenko, R.I.,1989, Geological conditions for the emplacement of endogenous mineralization, central Sikhote-Alin, in Khomich, V.G., ed.: U.S.S.R.Academy of Sciences, Far East Geological Institute,Vladivostok, p. 193-195 (in Russian).
ラベル: 沿海地方
posted by 日露資源ポテンシャル研究所 at 08:13| Comment(0) | 沿海地方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする