2016年06月06日

サハ共和国の金鉱床(概要)

極東ロシアの金鉱床の紹介は、いよいよ極東最大の面積を持つサハ共和国を説明します。サハ共和国は面積は310万km2で、アルゼンチンの国土の広さを上回ります。人口は約95万人。
州都はヤクーツク(人口約22万)です。
サハ共和国位置図.jpg
図.サハ共和国位置図

サハ共和国には石油、天然ガス、石炭、金、銀、ダイヤモンドなど非常に多様かつ豊富な地下資源があります。特に、ロシア全土で産出するダイヤモンドの99%がサハ共和国産です。ロシアは世界第1位のダイヤモンド生産量を誇ります。

サハ共和国の産業は、鉱業の他、木材産業、木材加工業があります。
ヤクーツクまで鉄道を延長する計画があるものの、実現には至っていません。
アムール州からヤクーツクまでは幹線道路があります。しかしヤクーツクからマガダンに至るコイルマ道は幹線道路といえどもほとんどが未舗装です。道路の舗装率は約8%です。

サハ共和国の地質の大部分はシベリアクラトンであり、地質的には極東よりもシベリアの一部であると言えます。原生代の火成岩体はサハ共和国の南側に認められます。ジュラ紀から白亜紀にかけてのYasachnaya River火山深成岩帯はマガダン州からサハ共和国の南東部まで続きます。
ロシア地質調査研究所VSEGEIのAu-Ag鉱産図によると、金鉱床はサハ共和国の東側および南側に多く分布しています。
サハ共和国のAu-Ag鉱産図.jpg
図.サハ共和国のAu-Ag鉱産図(VSEGEI)

サハ共和国ではダイヤモンド鉱床の他、金-銀鉱床、錫-タングステン鉱床、ウラン鉱床などがあり、稼働している鉱山も多いです。
posted by 日露資源ポテンシャル研究所 at 00:10| Comment(0) | サハ共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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