2016年07月11日

サハリン州の銅鉱床(概要)

極東ロシアの銅資源について、まずは日本に近いサハリン州から説明していきます。
サハリン州は面積約8.7万km、人口約55万人の州で、ロシアでは唯一の島のみで構成される州です。
州都はユジノサハリンスク(人口約19万4千人)です。

サハリン州位置図.jpg
図.サハリン州位置図

サハリンの産業としては、資源エネルギー業(石油・天然ガス・石炭)、漁業・水産加工業、林業の3分野が
挙げられます。資源エネルギーはサハリン島北部オハ地区の豊富な化石燃料資源のおかげもあり、右肩上がりの成長を続けています。

しかし今回説明する銅の資源では、有望なものはこれまで発見されていません。
サハリン州の地質はその地勢からサハリン島とクリル(千島)列島に分けることができます。ロシア地質調査研究所VSEGEIによる地質図をみると、サハリン島の地質は南北に同じ地層が続いています。サハリン島の地質は道北の地質によく似ています。
クリル列島は若い火山島です。一部の島には深成岩がありますが、基本は若い火山岩が配列して分布しています。

サハリン州の地質図VSEGEI.jpg
図.サハリン州の地質図(VSEGEI)

サハリン島にはキプロス型と呼ばれるタイプの銅鉱床があります。
クリル列島には黒鉱型と多金属鉱脈型の銅鉱床があります。
次の記事でサハリン島の銅鉱床を取り上げます。
ラベル:サハリン
posted by 日露資源ポテンシャル研究所 at 08:08| Comment(0) | サハリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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