2016年11月19日

沿海地方の銅-(金)鉱床(Malinovskoe鉱床)

Malinovskoe銅-金鉱床はウラジオストクから北東約300kmにあるポーフィリー型のCu-Au鉱床です。
シホテアリンのPoベルト.png
図.沿岸地方〜ハバロフスク地方のポーフィリーベルト(Mihalasky et al.,2010)

前期白亜紀の堆積岩に貫入した後期白亜紀の複合岩体からなり、その後いくつかのステージの鉱化作用がオーバーラップしています。
主に石英-セリサイト変質部に細脈および鉱染状の銅鉱物が産します。
鉱石鉱物は黄銅鉱、黄鉄鉱、磁硫鉄鉱、白鉄鉱、硫砒鉄鉱、自然金、輝蒼鉛鉱、グラウコドート鉱および閃亜鉛鉱です。若干の輝銀鉱、銀四面銅鉱、方鉛鉱、辰砂および硫砒銅鉱を伴います。
局所的にタングステン鉱物である灰重石、鉄マンガン重石も産します。
Auの鉱化作用は、Cuの鉱化よりも時代が後とされ、Au品位は0.6〜12.9g/t,Cuは0.42〜4.5%となっています(Nokleberg et al.,1997)。
鉱床の規模は小さいとされますが、詳しいことはわかりません。

引用文献
Mihalasky et al.(2010): Porphyry Copper Assessment of Northeast Asia−Far East Russia and Northeasternmost China. U.S. Department of the Interior U.S. Geological Survey.
Scientific Investigations Report 2010–5090–W.p118.
Nokleberg et al.(1997):References for significant metalliferous and selected non-metalliferous lode mineral deposits and placer districts, and for metallogenesis of the Russian Far East, Alaska, and the Canadian cordillera. U.S. Department of the interior U.S. Geological Survey. Open-File Report 96-513-B.
posted by 日露資源ポテンシャル研究所 at 09:57| Comment(0) | 沿海地方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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